ブラック企業の特徴として長時間労働やパワハラ、モラハラなどがすぐに浮かぶと思いますが、 入社してしまった企業がブラック企業だと、すぐにわかるわけでもなく、意外とこのぐらいは普通だなという感じで、こなしてしまうことがあります。
人というのはたとえブラック企業であってもその環境に順応してしまうのです。
そして気がつかないままに、体調不良を起こし、精神的な疾患を引き起こすこともあります。
私は「うつ病」になりました。
私が入った最初のブラック企業は大手企業(ブラック企業と呼ばれた最初の会社)で、自分が勤務しているこんな立派な創業者がいる企業が、ブラック企業だなんて思いたくないと思っていました。
まーその時にはブラック企業なんて言葉もありませんでしたから、成り上がりたかったら、誰よりも働いて誰よりも成績を上げなければと思っていました。

ぶっ倒れるまでブラック企業だと分からず働いても会社は、守ってくれませんから、そうならない様にしましょう
ということで、今回の記事では
- ブラック企業の主な特徴
- 求人情報にあるブラック企業の特徴
- ブラック企業はやめるのではなく潰される
- ブラック企業に入社する前に確認しておくこと
について経験者として昔の経験と今回の経験を元に書きたいと思います。
目次
パワハラ、モラハラをしてくる人を見分ける方法
➡会社の特徴:南フロリダ大学の仕事のストレスに関する論文【ブラック企業の条件】
➡一目で破る方法:人間関係で疲れた人必見!関係すると【心が病む】やばい奴の見抜き方
ブラック企業の主な特徴

ブラック企業の主な特徴とは、ブラック企業リストにも書きましたが、主な特徴について細かくあげたいと思います。
- 長時間労働
- 休日が少ないもしくはない
- 休憩時間がなく休日返上がある
- 給料が安い
- 残業が多いもしくは残業することが社風
- 残業代が払われないもしくは削られる
- 退職金が出ない
- 離職率が高い要するにバックレが多い
- 入社しやすい
- 絶対的な上司もしくは創業者がいる
- 創業者が自分の経験に基づいた本を出している
- パワハラ、モラハラ、セクハラ、などのハラスメント行為が多い
- 根性論や精神論重視の社員教育もしくは社訓
- 自分で意見を言いづらい雰囲気
- 会社を辞めれないような圧力
- 一般的にない独自の社風もしくは独自のルールがある
といったことがブラック企業の主な特徴だと思います。

社会一般では労働時間やパワハラなどが大きく取り上げられますが、会社全体の 組織が適応している人が多いと相当きついです。
特に残業したりノルマを達成することが当たり前だという考え方が多い場合、体に負担がかかって最悪の場合過労死と言う結果を招いてしまうこともあるので十分注意しましょう。
求人情報にあるブラック企業の特徴

よくあるブラック企業の特徴として、求人情報があてにならないということです。
採用のハードルが低いので、即日採用ということが非常に多いです。

アットホームな職場の雰囲気
やりがいのある仕事
仲間たちと一緒に夢をかなえよう
情熱を注げる仕事です
といった文句が入っている場合は十分に気を付けた方がいいです。
具体的な業務内容や給料、福利厚生などについて、詳しい情報が記載されているかについても、しっかり気を付けなければいけません。
また給料が高収入を謳っている場合を非常に注意すべきです。
入ってみたら、残業代を入れてその金額ぐらいだったということも過去にはありました。
求人情報はあまり鵜呑みにせずに、自分で情報をしっかり集め、就職エージェントがいればしっかり相談して、その上で面接を受けにいきましょう。
ブラック企業はやめるのではなく潰される


と言うか、新入社員は耐えることを余儀なくされるので、絶えずドロップアウトしていくことになり要するに潰されて終わりです。
そこで耐え抜いた人たちが残るので、社風は変わりません。
新入社員として入社しやすい裏には、一杯入れて、生き残る奴だけでいいという社風があります。

残れるのはごくまれな人達です。
ブラック企業に入社する前に確認しておくこと

どんな企業に限らず、求人情報を見て、就職するためには面接というのがあります。
就職エージェントなどを使った場合、事前に面接の練習などもができると思いますが、その時にどういったことを、自分から聞けばいいのか、ということも知っておいた方がいいです。
面接と言うと、聞かれたことを答えればいい、という考え方が多いかもしれませんが、ブラック企業が一番嫌うのが、法律的な知識を持っているかもしれないということです。
1ヶ月の労働時間や残業時間について
最低賃金、基本給、残業代について
雇用契約について
労働組合について
といった 労働法の基礎知識を事前に持っておいた方がいいでしょう。

ブラック企業に入ってしまい、いじめられたり、パワハラを受けたり、モラハラを受けたりした時の対処方法はこちらに書いてあります。
最低限、身につけておくべき基礎知識については厚生労働省が公開している「知って役立つ労働法働くときに必要な基礎知識」も読んでおいた方がいいかもしれません。

だから倒れるまで仕事を続けてたんです。結局意識がなくなって入院(回復まで約2年)