- 最近夫の元気がない、うつ病かもしれないけど病院に行きたがらない
- 眠れないと妻が言うがうつ病といってしまうと傷つくかも
- 同僚が無断で休むことが多くなった。もしかしたらうつ病?
と思う時ありますよね。
今回は、周りから見て明らかに行動が変だったり、様子がおかしい、もしかしてうつ病かもしれないから早く病院に行かせたいけど、本人が行きたがらない時の対処方法について説明します。
目次
うつ病みたいだけど本人が病院に行きたがらない時の家族の対処法

まずは様子がすごくおかしかったり、すごく疲れてるような感じがすると言うな時には、病院で診てもらうように勧めるのが、家族として普通ですが、うつ病になりかけている人は、行動することを嫌がるので、病院に行きたがりません。
私も家内に、「病院に行ってきたら」と何回も言われましたが、どうしても行く気になれず、とうとう倒れるまで仕事をしてしまいました。
今思えばどうして病院に行きたがらなかったんだろうと思うのですが、理由とすれば、「病院に行くほどひどくない」「ちょっと頑張ればできるから大丈夫」と心の中で思っていたように思います。
しかし家内が私の変化に気付いた時に病院に連れて行ったら、状況は今のより良かったかもしれません。
そうしたことも踏まえて、こういう風にしていればよかったなと思うことを挙げてみたいと思います。
話をする機会を増やせばよかった
共働きで、会社に行く時間も帰ってくる時間も、全くずれていたので、夫婦で話をする機会というのが少なかったように思います。
また休みも違うので一緒に出かけるということもなかなかできず話がしたいなという時にも、なかなか時間が取れなかったです。

否定もせず、私の話を聞いてくれて味方になってくれました。
そのことはすごく感謝しますし大きなことだったと思います。
私自身、あまり人と長い時間会話をするというのは得意なほうではないのですが、かといって話を聞いて欲しくないというわけではありません。
なので、あふれでてきた時には聞いてほしいというのが本音です。
我が家のことばかりで大変申し訳ないのですが、一人でも話をちゃんと聞いてくれて、汲み取ってくれる人がいればそれだけで充分助かるんです。

本人が病院に行きたくないという時

こんなのたいしたことないと言う気持ちでした。
しかし、周りから見れば、様子がおかしかったんだと思います。
そんな時に、本人に病院を勧める際には、直接病院に行っておいでというようなことを言うのではなく。
うつ病という言葉も使わず、「最近疲れてるようで、心配だから病院で少し見てもらったら」というような心配だという気持ちを伝え、ひとりで行けない場合は一緒について行ってあげたほうがいいと思います。
最初に行く病院はどこに行けばいい?
本人が病院に行くと言った場合には、症状などを聞いてあげて、心療内科、精神科、メンタルクリニックなどを勧めたほうがいいと、思った時には、症状などからアドバイスしてあげてもいいと思います。

もちろん最初から、精神科、心療内科、メンタルクリニックへ行けば良いと判断できる人少ないと思うので、電話による無料の相談機関などに相談しておいてから受診するのもありだと思います。
うつ病の人に対しての家族の対応の仕方

ネットでうつ病の人に対しての家族としての対応を調べると、ほとんどに家族の協力周囲の協力が必要と書いてあります。
これはうつ病になった私が言うのもなんですが、全くその通りです。
ただし周囲の協力を得られるというのはなかなかありません。
やはり家族ほど親身になってくれるものはいないと思います。
うつ病の家族にやってほ欲しいこと、しちゃダメなこと

まー個人的な意見ですが、
やって欲しいこと
安心できる場所でそっとしてほしい
そっと気遣って欲しい
たまには声もかけてほしい
味方になってほしい
手伝ってほしい
といったことはやってほしいと最初の頃思いました。
逆にやってほしくないこと
励まさないでほしい
どうしてうつ病になったのか原因を探さないでほしい
放置しないでほしい
といったちょっと難しいですが、これといってまず特別なことをするのではなく、安心してゆっくり過ごせるようにしてほしいと思いました。
気分転換をするためにどこかに連れ出すとか、元気を出させるために食事に誘うとか、意外と最初の頃は結構疲れるものです。

最初の頃に一番傷ついたのは母親に「どうしてなっちゃうんだろうね」と何気なく言われた一言が、すごく辛く、しばらく実家に行けませんでした。
今は言われたとしても「しょうがないでしょ」と言い返せますが、最初の頃は「そんなこと言ったって、俺にもわからない、やっぱり俺はダメなやつだ」と考えてしまい、「消えたい」「楽になりたい」という思いに少しの間取り憑かれた思いがあります。
うつ病になった後、職場とのやり取りはどうする
まず、うつ病になってしまい職場の人に迷惑をかけている、申し訳ないという自責の念はすごくありました。
ただ本当に体が動かない。何も頭が働かない。ただただ涙が出てくる。

うつ病の時は悲観的な発想しか頭に浮かばないので、すぐに退職するとか、離婚をするとかといった大きな決断をしてしまいがちです。
しかし、通常とは違う状態なので、まずは健康を取り戻すためにしっかり療養し、収入や、会社への復帰、退職して転職などの決断は、少し良くなってから家族と一緒に考えたほうがいいと思います。
もちろん家族にも頼めない、という人もいると思います。
「あんな会社にもう二度と行きたくない」「あんな奴にもう二度と会いたくない」というような思いを持っている人も多くいるはずです。
そうした場合、家族にも嫌な思いをさせたくなくて、なかなか言い出せないという人もいると思います。
今はそうした退職手続き等の専門業者がいますのでそうしたところを利用するのもありだと思います。
うつ病期間中の収入はどうする?
会社によっては休職手当が出るときもありますし、有給を使って療養をすることができます。
ただし、3ヶ月、半年といった長期間になる場合、会社側もそこまで出してくれませんし、あなたも収入がないと大変だと思います。
私はそういったことも考えて副業をやっておいたので大丈夫ですが、ほとんどの人はそんなことは用意してないと思います。
なので一般的には、傷病手当というのを手続きします。
手続きの方法は、健康保険組合のページから傷病手当の申請用紙をダウンロードし、診断書を書いてもらい、会社に提出するだけです。
ただし、支給金額がおおよそ給料の6割から7割となりますので、家庭的にもかなり厳しくなるかと思います。
また支給期間は一年半なので、その間に収入ことも考えなければいけません。
うつ病の人が転職をするには

一般的には転職サイトに登録し、エージェントから来る転職についての要件などから選んでいくことになります。
まずは登録しないと、始まらないので登録だけでもしてしまいましょう。
各サイト3分もあればできると思います。
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