自分がうつ病かもしれない?と思った時に実は違う病気も関係していたとしたらどうします?
うつ病というのは気分が落ち込んでしまう状態が続くことです、ただこの抑うつ状態というのはうつ病だけではないのです。
他の病気の症状として現れることもあるんです。
なので専門員は診断を慎重に見極める必要があるということを知っておかなければいけません。
うつ病の種類やよく似た症状で違う病気の場合には、治療方法が全く違ってくるからです。
ということでうつ病と間違えられやすい病気というのはどのようだけど気なのか解説したいと思います。
目次
うつ病と間違えやすい病気とは?
うつ病と間違えやすい病気:不安障害
かつてはノイローゼと呼ばれていた、不安障害ですが、親友的な不安や、社会的なストレスが引き金となると言われています。
また性格的には神経質でこだわりやすく、非常に真面目な人はこうした疾患になると言われてきました。
うつ病になる人も性格は真面目で、執着的な人が多いと言われていますので、うつ病にもかかりやすいと言われます。
うつ病と間違いやすい病気:心身症
心身症はストレスや社会的な原因、心理的な原因によって、体に様々な症状病状が起こってくる病気です。

ストレスやこれによって伴う抑うつ状態が、気管支喘息、頭痛、 十二指腸潰瘍など、体の病気に笑わてくれば心身症となります。
そうでなければうつ病という可能性もあります。
うつ病と間違えられやすい病気:総合失調症

幻覚を見たり、妄想抱いたり、慢性期になると意欲の減退を起こしたりといったようなことは最近知られてきました。
総合失調症の発病時期と、慢性期に、抑うつ状態になることが指摘されていて、特に初期の段階ではうつ病との判別は難しいという専門家の意見もあります。
昔は精神分裂病と内因性うつ病は精神疾患を二分する典型的な精神病でしたが、最近では総合失調による抑うつ状態で見られたり、うつ病に妄想が見られたりと、賞状なども非定型化しているような感じがします。
うつ病と間違えやすい病気:認知症
高齢者のうつ病が認知症と区別がつきにくいことは、専門医からも指摘されているところで、物忘れがひどい、ぼんやりして質問に答えが返ってこないというような場合はうつ病なのか、認知症の症状なのかを判別するのは難しいです。
アルツハイマー型の認知症では、最初に物忘れから始まって、抑うつ状態になり、脳血管型認知症では、初期に抑うつ状態でみられるなど、認知症の症状によっても抑うつ状態の出方が違ってきます。
うつ病と間違いやすい病気:慢性疲労症候群

身体的には強い疲労感の他に、微熱、リンパ節 が腫れるなどと同時に、精神的には思考力の低下、睡眠障害など、抑うつ状態とうつ病に近い症状が現れます
うつ病と間違いやすい病気:パーキンソン病
脳細胞に変性が起こり、動作が遅くなったり、手足が震えたり、歩行が困難になるなど症状が現れるのがパーキンソン病です。

うつ病と双極性障害(躁鬱)
精神疾患の世界的基準となっている、アメリカ精神医学会発行の DSM-5(精神疾患の分類と診断の手引き;最新版)』は、19年ぶりに2013年に改訂されました。
中でも、DSM-Ⅳまでは、同じ「気分障害」に分類されていたうつ病と躁うつ病が、「抑うつ障害群」と「双極性障害および関連障害群」という違ったカテゴリーに分類されています。
これもまた、双極性障害(躁うつ病)をうつ病とは違った病気として診断・治療していくという動向だと解されます。素人には間違われやすいかもしれません。
まとめ
もしかしたらうつ病だと思っていたのが違う病気だということもあります。
もしくはうつ病じゃないと思っていたものがうつ病だと言うこともあります。

焦らずまずはゆっくり休みましょう。
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