うつ病の初期の頃に、自分で気づける人というのはいるのでしょうか?
なんかちょっとおかしいな?と思った時には、私はもうすでに「うつ病」でした。
自分自身での変化はその程度だったので、顔の表情などから、周りの人が早く気づけてくれれば、早期治療に行けたのかもしれないとも思うのですがどうなのでしょう?
うつ病の人の顔の表情から、異変を感じていることができれば、自宅療養や入院などをしなければいけない重症になる前に、治療を受けることができるかと思います。
今回はうつ病の人の表情はどのように変化していくのか?うつ病の特徴やうつ病の種類によって違ってくる治療などの経験も踏まえて振り返ってみたいと思います。
目次
うつ病の初期の変化は?


昔からパソコンには慣れているので、事務処理などはあまり気にせずできていたのですが、ある日打ち込んだ後に、ミスが多くあったのを、同僚に指摘され、慌てて訂正をした時がありました。
それまでの自分と比較すると、明らかに変だったのですが、あまり重要に考えずにちゃんと確認しようと考えただけで、うつ病の兆候だったなんて思いもしませんでした。
これは今回のうつ病になった時の初期の変化です。
前回の時は、はっきりとは自分では覚えていないのですが、家内が言うには、日に日に痩せていったという変化が見られたそうです。
それと表情が暗く目つきがぼんやりしていたとも言っていました。
また体臭が獣のような臭い匂いになって、独特な体臭だったとも言っています。
体臭については自分は疲れてくるとこうなるのかということを今回感じました。
うつの初期症状は他人からわかるのか?

以前のことを家内に聞いてみると
体重の変化、見た目の変化
表情が暗くなった
目つきが虚ろになった
体臭がきつくなった
と言ったことが倒れる以前に気づいたことだったらしいです。

しかし、今回は、前回の経験があったのでまず自分で感じたのは
不眠
寝汗をかく
表情が暗い
体臭がきつくなる
突然怒ったり泣いたり感情の制御はできなくなる
といったような順序で出てきたので、自分でこれはまずい状態だなと受診したところ、「うつ病」で自宅療養をするべきだと医師に診断されました。
うつ病で見られる変化とは

うつ病になりやすい人は扁桃核が敏感だと言います。
扁桃核は体を守るためには大切な器官です。

正しい現代のような生活では、いきなり獣に襲われるような事態もありませんし、寒さや飢えに苦しむということも滅多にないでしょう。
うつ病で見られる体の変化というのは、生存と直結していることなので、扁桃核が敏感であるとうつ病になりやすいと言われています。
例えば
思っていることを用意に口に出さない
人の顔色や言動が気になる
人から好かれたいと思う
人の評価に沿うように努力したいと思う
自分の考えを大いに通そうとするほどではない
人を批判するのは好きではない
自分が重要だと思っていることを人にわかってほしい
といったことが当てはまる人達はうつ病になるリスクが高いのです。

あなたの周りに本音を何でも聞いてくれる人を持っている人は、まだリスクが下がりますが、周りにそういう人がいない場合、うつ病に陥るリスクが高いです。
また、かなり苦しい気持ちが続いているという場合には、いつ入院や自宅療養の状態になってもおかしくない状態です。
まとめ

周りの顔色に非常に敏感に反応するタイプは、うつ病になりやすいです。
その場合、不安な気持ち、緊張などから顔の表情が硬くなったり、元気がなさそうに見えてきます。

まあちょっと元気がないくらいだから大丈夫、なんて軽く思っていると実はもう危険な状態になってることもあるのです。
うつ病を繰り返してしまった私ですが、うつ病というのは完治という言葉を使いません。

「寛解」とは、一時的にまたは継続的に症状が軽減~消失すること、わかりやすく言えば「症状が落ち着いて安定した状態」といえます。精神疾患や白血病などの再発の危険のある病気治療に使用される概念です。
その人がうつ病になるパターンというのがあって、そのパターンにならないように仕事や生活をしていく必要があります。

よくストレス発散をする対策をと言いますが、 その人のうつ病になるパターンというのを取り除いた上でストレス発散する対策を取らないと、また同じことを繰り返すのです。
私の場合は、ある程度責任がある立場のポジションに着くとこのようになると二度で分かったので、できるだけ個人でできる仕事もしくは、対等の立場でできる働き方ということで今はやっています。
それに気づけたのもメニエール病になった時に、将来の自分の事を考えたからです。
これを読んでいる方は、ご自身がうつ病で苦しんでいる方、親しい方がうつ病で苦しんでいる方だと思います。
先ほども書いたように、うつ病になったら療養することは大事なのですが、うつ病となってしまうパターンを取り除いた働き方生活をしないとまた同じことになります。
私は今副業でプログラミングを勉強したおかげで、フリーランスに近い形で働けているのでうつ病になるパターンにはまっていません。
なのでおそらく今後も大丈夫でしょう。
もしあなたが今後職場に戻って仕事をしようと考えているのであれば、どういうパターンの時になってしまうのか分析しておいた方がいいと思います。
世の中に働き形なんていっぱいあって、在宅ワークなくて普通になってしまいますよ。

うつ病は治る病気です。
そして、治れば通常の生活に戻れます。

しかし再発があるのもうつ病です。
今回は、すでに1度うつ病を体験し、闘病を家族も体験していたということというのもありますが、周りがしっかりサポートしてくれたこと。
そして、もしかしたらもう一度同じようなことが起こるかもしれないと、自分で再発した時のために、リスク管理していたこと。
これで助かりました。
まずは焦らずまずはゆっくり休みましょう。
人気記事 IT企業系に強い転職サイト・エージェント【仕事辞めたい人向け】