うつ病で仕事を辞める方法が分からなくなってしまうことは度々あります。
うつ病になってしまうと正常な判断がしづらくなるのです。
また、うつ病で仕事を辞めると再就職するのが難しいんじゃないかと臆病になってしまいます。
先が見えない不安で身動きが取れなくなってしまうのです。
今回は
うつ病で仕事を辞める前にすること
うつ病で仕事を辞めることになったらやっておくこと
うつ病で仕事を辞めることになっても治療中にできること
うつ病で仕事を辞めても再就職が可能なのか
について書いていきたいと思います。
目次
うつ病で仕事を辞める前にすること

私はうつ病に二度なっています。

と言っても療養で2年近くかかったので再就職したのは37歳の時です。
最初うつ病になった時には、朝意識がなくそのまま入院となってしまったので辞める前にしておけばよかったなっていうことが結構ありました。
まずは自分が働いている職場が、環境的にどうだったのか?
今考えれば間違いなくブラック企業でした。
とはいえ、その当時私は創業者の方を尊敬していましたし、野心もありました。
そしてその頃はブラック企業という言葉はなかったんです。
なので猪突猛進でひたすら働いてました。

- ブラック企業ではないのか?
- 労働時間は長時間ではないか?
- 賃金は他より安くないか?
- モラハラパワハラはないか?
意外と中に入ると「それが普通だ」という社風のところもあって気づかないこと気があります。
自分の体の不調は 、一体何が原因なのか?しっかりと調べて、もしブラック企業である場合、必ず証拠となるものを残しておきましょう。
- 長時間労働になっている証拠のタイムカード
- 給料明細
- 上司と話した時の会話の録音
- 暴力を受けている時の録画
など、本当にどうにもならなくなってしまう前に証拠となるものはとっておくべきです。
私も一度考えましたが、証拠があまりになく諦めました。
ただし今考えれば、勤怠記録は残っているのでそれで証明できたかもしれないと、思います。
うつ病で仕事を辞めることになったらやっておくこと
まずうつ病だという証明をもらわなければいけません。

それを会社に提出し、有給があれば有給を消化、もしくは休業できるのであれば休業をして、その後退社するようにしましょう。
必ず 有給はあるはずなので、そういったことも確認をして退社するようにしましょう。
ただここまで来ると、会社の人とやり取りするのは非常に辛いと思うので、家族や友人もしくは今では退職の手続きを代行してくれるサービスもあるので、退職に関する手続き等は他人に頼ったほうが楽ですよ。
特にブラック企業だと、怖くてバックレたくなりますが、あとのことを考えてしっかり手続きはしておきましょう。
うつ病で仕事を辞めることになって治療中にできること
うつ病になると、症状の重さにもよりますが、1ヶ月もしくは2ヶ月ほとんど何もする気にならないと思います。
薬を飲んでいるということもありますが、そもそもやる気が出なくなるまで働いてしまったのですから、エネルギーをまた戻す必要があります。

そして何かやりそうだなと思ったら、自分の興味のあることを少しやってみるといいと思います。
それが仕事に繋がらなくても、何かに興味が出てくるということは、次のステップに行けるということです。
うつ病で療養中の時には、会社が休業手当を出してくれるところもありますが、この不景気の中出してくれるところはどこもないと思います。
そうすると収入は傷病手当を受給することになりますが、以前もらっていた金額の6割から7割程度なので、少し我慢しながら生活しなければいけないと思います。

しかしまずはしっかり療養しないと次のステップに進めないので、次のステップに進むためにも、治療することを優先してください。
そして何か興味が出てきたら、少しずつ次の就職先や仕事のことを考えればいいと思います。
私の場合は、最初のうつ病の後、しばらくしてからメニエール病というものになってしまい、うつ病が再発した時の事を考え、将来このままではまずいと働き方を変えました。

ですが、今うつ病の療養をしていますが傷病手当を受けずに暮らせるのも、プログラミングを勉強して、副業でサイトを作ったり、アフィリエイトをやっておいたおかげだと思います。
万人が万人うまくいくとは思いませんが、初期投資が少ないので失敗してもそんなに痛い思いもしませんよ。
もし興味があったらやってみるといいと思います。
うつ病で仕事を辞めても再就職は可能なのか?
私が最初にうつ病を発症した時は35歳でした。

ただし、私の場合ちょっと特殊で、リハビリと思って手伝いをしていたところ、たまたま私ぐらいの年齢で私が持っていた能力を欲しがっている会社があると話を持ちかけてくれた人はいたので、その会社にお世話になることができました。
まだその頃は、ネットで転職サイトなどというのがなかったので、声をかけてもらってありがたかったです。
と言うかラッキーだったと思います。
今では、転職サイトはたくさんありますし、 就職が決まるまでエージェントがしっかりついてくれるところもあるので、そうしたところに頼ったほうがいいと思います。
もちろんさっき書いたように、自分でスキルを持ってフリーランスという生き方もありますが、最初からフリーランスでやっていくことはできないので、副業としてやりながら給料以上稼げるのであれば、フリーランスになればいいと思います。
うつ病とバレても転職は成功する

なぜならうつ病をオープンにして転職した場合に、うつ病に理解のある会社であったり、逆にそういった事に疎い会社であったならば、あまりあなたのことを気にせずに働かせてもらえるので、あなた自身も楽だと思います。
うつ病をオープンにして就職活動をするときは不安がつきものですが、今はメンタルヘルスケアに力を入れている企業も少なくありません。労働契約法では安全配慮義務が課せられているので、社員の精神疾患や体調不良などの問題を投資するために、今では企業も気を使っているのです。
特にメンタルヘルスにかけるお金がある大企業や、メンタルヘルスに注目している企業などは、うつ病患者への理解が進んでいます。
どうやったらうつ病患者に理解のある会社だとわかるのか?
うつ病に理解のある会社が多いと言いましたが、自分で探して外側から判断するのは難しいと思います。
いくらあなたがうつ病だとオープンにして就職活動したとしても、その企業がうつ病に理解があるというわけではないのです。

周りもあなたのことをわかってくれますし会社もそれを認知している。
そうすればあなたもすごく働きやすいのではないでしょうか?
もちろんうつ病をオープンにすると周りから偏見を持たれることもあるかもしれません。
しかし最終的にあなたがいやすい場所を見つけるには「あなたがうつ病を患っていたということを隠さなくていい職場」を見つけた方がいいのではないでしょうか
とはいえうつ病をオフにして自力で転職先を見つけるのは非常に不安があります。
そのような場合に力になってくれるのが転職エージェントの存在です。
障害のある人を対象とした人材紹介会社を利用する

この場合仕事内容や職場環境など具体的な仕事情報を豊富に持っていることが多く、ハローワークにもない案件や、大手企業などの案件を持っていて、自分の今のうつ病の状態に適した求人を紹介してもらえる可能性が高いです。
またサポートもしてもらえるので、一人で探すよりは障害のある人を対象とした人材紹介会社を利用するのがおすすめです。

大手・優良、外資系、ニッチトップ企業まで幅広い求人ラインナップをご用意しています。
<dodaチャレンジは、転職大手サービスのパソナグループが作った障がいの種類(身体・精神・知的)も幅広くサポートしてくれるサービスです。
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転職成功へ導くために、専任のキャリアアドバイザーによるカウンセリング(面談)もあり、一人おひとりの状況に合わせた転職活動をサポートしてくれます。
ただし、障害者手帳を所持していないとサービスを受けれないので、ただ鬱病だという診断だけではサービスは受けれませんので、気を付けてください。
お仕事復帰や自立を全力サポート | 就労移行支援のCocorport(旧社名:Melk)は障がいのある方が就労に向けたトレーニングを行い、 働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようサポートをしてくれるので安心。
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ご利用料金 ご本人または配偶者の前年度所得に応じて、利用料(1割負担)がかかる場合がありますが、 現在9割以上の方に自己負担なくご利用いただいています。
※障害者手帳をお持ちでない方も対象となります。
【パーソルチャレンジ・ミラトレ】働く未来をあきらめない就労移行支援は障害のある社員300人超が活躍してる特例子会社だからこそ培った就労継続ノウハウを活かしたトレーニングプログラムを提供。
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高い実績 「就職率98%」「職場定着率80% ※就職後半年後の定着率」
※通院歴で障害者手帳をお持ちでない方も対象となります。一度お問い合わせください。
まとめ
うつ病は治る病気です。
そして、治れば通常の生活に戻れます。

しかし再発があるのもうつ病です。
今回は、すでに1度うつ病を体験し、闘病を家族も体験していたということというのもありますが、周りがしっかりサポートしてくれたこと。
そして、もしかしたらもう一度同じようなことが起こるかもしれないと、自分で再発した時のために、リスク管理していたこと。
これで助かりました。
焦らずまずはゆっくり休みましょう。
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