うつ病で治ってきたなっていう兆候はいつどんな時に起こるのか?
それと気を付けなければならないのは、「うつ病は治る兆候が出始めてからが危ない」
実は、思い詰めてしまって重症な時より、少し治りかけてきたときの方が「自殺」の可能性があります。
今日は
うつ病が治ってきた時の兆候 うつ病の回復していくまでのステップ
とうつ病の治療で大事なことについて書いていきます。
目次
うつ病が治ってきたときの兆候
うつ病初期の12週までの症状
うつ病だと診断されると、まず十分な休養を取りながら、薬の服用をし始めます。

副作用が強く出るのは最初のころだけなので、あまりひどくなければそのまま服用を続けますが、余りにひどい場合は医師と相談して違う薬を服用して慣らしていくようにします。
この時期は、今までの状態がゆっくりと収まり、少しずつ良くなっている気がしたり、不安になったりの繰り返しですが、少しづつ安定していくので、安定しだしたら次の段階へ進みます。
うつ病の人が治ったと思ってしまうのがこの辺で、実は安定しだしただけなので、自分の判断で薬の服用などを止めたり、通院しなくなると、症状がリバウンドで戻ってしまうので注意です。
うつ病が安定してくるの4か月から9か月の症状
良くなってくると今度はこの状態を維持するようにしていきます。

この時期も、薬を止めたくなったり、通院を止めたくなったりする時期ですが、医師と薬剤師の指示のもと、治療をするのが大切です。
状態が安定して、しばらく服用を続けると、その状態が維持できるようになります。
うつ病が治り元の生活に戻す期間
短い人でも半年以上、長い人だと一年はかかります。
周りとのコミュニケーションをとりながら、日常生活や職場に戻れるようにならして行く期間になります。

ここまでくるとうつ病が治ったという状態といえるでしょう。
うつ病の回復していくまでのステップ
ざっくりとうつ病が治るまでの様子や兆候を書いてきましたが、具体的な症状などもご紹介したいと思います。
具体的なうつ病回復までのステップ
うつ病になった状態から平常時の気分に戻るまでの症状
- イライラや不安感が少し収まる
- 憂鬱感が軽くなる
- 生活への興味が戻る
- 簡単な家事や外出が出来る
- 生活が少し楽しめるようになる
直線的に良くなるのではなく、一段一段登る感じで症状が回復します。
途中、不調になることもありますが、そういう時はしっかりと医師と相談すれば大丈夫です。

又、よくなったと勘違いして薬の服用、通院を止めてしまうと症状が戻り、また時間がかかりますので、よくなった、悪くなったと一喜一憂せずにゆっくり症状がほぼなくなるまで回復に努めましょう。
期間としては大体6週間から12週間が目安です。
良くなった状態を維持する期間
この期間はしばらく、通常の服用を続け、通院しながら、よくなった状態を維持していきます。
この期間で離脱したくなりますが、治癒はしていないので、服用、通院は続けます。

期間は4か月から9か月になります。
日常生活や職場復帰のためのリハビリ
少しづつ生活や職場への復帰を考えるのはこの時期デス。
薬を飲んでも大きな変化を感じませんが、医師、薬剤師の指導の下服用を続けてください。
ここまで1年くらいを考えておけばいいでしょう。
うつ病の人が仕事に復帰するときの注意点
うつ病になるとどうしても焦る気持ちが出てきます。
もちろん落ち着いてきたら、会社と仕事復帰に関しての話し合いをして復帰出来ればいいと思います。
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