こんにちは!うっちーです。
28歳でうつ病になり、メニエール病などもありましたが、49歳でうつ病が再発するまでは、普通に働いていました。
かなりちゃんと働いてましたよー(プロフィール)
今は、自宅療養中ですが、「うつ病」のリハビリも兼ねてブログを書いてます。
今回はうつ病の治療についてご紹介したいと思います。
そして、うつ病の治療を知っていれば、安心して薬も飲めるし、病院も行けますからね。
という事で行ってみましょう。
目次
うつ病とは心の病気
うつ病は心の病気ですが、体に明確な症状が現れることがあります。
- 冷や汗をかく
- 心拍数が急に上がる
- 体が重い
- 疲れが取れない
- 眠れない
- 朝起きれない
- 何もやる気が出ない
といった気持ちでは何とかしようとしても体が全く言うことをきかなくなっていきます。
それでも、無理してなんとか仕事に行ってはいましたが、車が通る度に「もしここに飛び込んだら楽になれるのに」とか思いだし、徐々にその回数が増えてきたので自分でも、自分がおかしくなっていると気づき始めます。
飛び込んでしまってからではもう遅いのです。実際私の幼馴染がおととし自らの命を絶ちました。高学歴で性格もいい奴だったのですが仕事のノルマに押しつぶされてうつ病になり、実家に家族で帰っていたのですが、一度未遂があった後に、自ら命を絶ちました。
うつ病になると、言葉では表現しづらいのですが、どうしようもないほどの沈んだ気分になり、何をやっても興味を感じることがなく、今まで楽しかったことも全く楽しくなります。
これがほとんど一日中、そして一日中続くようであるとさすがに日常の生活に支障が出てきます。
私の場合に最初に仕事でもミスが非常に多くなってきました。
また言ったことを覚えていなかったり、言われたことを覚えていなかったり記憶の能力が格段に落ちたことを覚えています。
そんなことではだめだと記憶術を休みの日に勉強してみたり、メンタルが弱いからだとメンタルも勉強してみたりはしましたが、根本の原因はそういったものではないのです。
メンタルが弱いからうつ病になると思われがちですが、我々よりメンタルがはるかに強いプロのスポーツ選手でさえうつ病になることがあるのですから、誰だってなりえる病気がうつ病です。
これが初めて私が気分なった時の、体の状態や心の状態でしたが簡単に整理してみたいと思います。
うつ病の種類一覧、うつ病にも種類があるの?

まずは、うつ病の分類方法の代表的なものをご説明します。
外因性あるいは身体因性のうつ病
身体因性うつ病とは、アルツハイマー型認知症のような脳の病気、甲状腺機能低下症のような体の病気、副腎皮質ステロイドなどの薬剤がうつ状態の原因となっている場合をいいます。
内因性のうつ病
内因性うつ病というのは典型的なうつ病であり、普通は抗うつ薬がよく効きますし、治療しなくても一定期間内によくなるといわれます。
ただ、本人の苦しみや自殺の危険などを考えると、早く治療したほうがよいことは言うまでもありません。
躁状態がある場合は、双極性障害と呼びます。

心因性あるいは性格環境因性
心因性うつ病とは、性格や環境がうつ状態に強く関係している場合です。
抑うつ神経症(神経症性抑うつ)と呼ばれることもあり、環境の影響が強い場合は反応性うつ病という言葉もあります。

このような原因を重視したうつ病分類が一般的でしたが、最近では原因を重視したうつ病分類とは異なる視点からの分類が、よく用いられています。
DSM-Ⅳという診断基準(アメリカ精神医学会)
アメリカ精神医学会が出しているDSM-Ⅳという診断基準には「気分障害」という項目があり、それをうつ病性障害と双極性障害に分けています。
さらにうつ病性障害の中に、一定の症状の特徴や重症度をもつ大うつ病性障害と、あまり重症でないが長期間持続する気分変調性障害があります。
うつ病の分類
上記二つの分類法は異なる立場からの分類であり、それぞれに長所と短所があります。時に「内因性うつ病=大うつ病性障害」「抑うつ神経症=気分変調性障害」のように誤解している方がいますが、適切に使い分けることが大切です。
うつ病の人の顔つきや表情に変化は?

昔からパソコンには慣れているので、事務処理などはあまり気にせずできていたのですが、ある日打ち込んだ後に、ミスが多くあったのを、同僚に指摘され、慌てて訂正をした時がありました。
それまでの自分と比較すると、明らかに変だったのですが、あまり重要に考えずにちゃんと確認しようと考えただけで、うつ病の兆候だったなんて思いもしませんでした。
これは今回のうつ病になった時の初期の変化です。
前回の時は、はっきりとは自分では覚えていないのですが、家内が言うには、日に日に痩せていったという変化が見られたそうです。
それと表情が暗く目つきがぼんやりしていたとも言っていました。
また体臭が獣のような臭い匂いになって、独特な体臭だったとも言っています。
体臭については自分は疲れてくるとこうなるのかということを今回感じました。
うつ病の人に対する対応の仕方
まず「うつ病」が疑われるなら、下記のことをチェックしてみてください
- 元気がない
- 口数が減った
- 趣味に興味をなくしている
- 食欲がない
- イライラしている
- 眠れてない
これらの今までとは明らかに違った行動になってきた場合。
これらに対して言葉だけではなく、さりげない気遣いなど、本人が苦しいと思っていることへの、サポートを出来るようにし、まずは安心感を与えるようにしてあげましょう。
家庭でゆっくり休める時間と場所をとることが必要です。
ここでの対応で病気の進行を防止するだけではなく、回復へ促していくこともできます。
うつ病を自力で治したい

もしかしたら、まだ軽症かもしれません。早く心療内科、精神科、メンタルクリニックに行きましょう。
お金がない、なんて思って我慢して、ネットで治る方法を試しても、私個人の意見としては、余り効き目がないと思います。
お金がなくても、自立支援医療制度(精神通院)というのがあり、市町村で申請が出来ます。
医療費が1割負担になるので、治療でお金のことが心配という場合は、ぜひ利用したい制度です。
精神疾患は時間がかかりますから、受けれる制度は使いましょう。
うつ病が治るきっかけってあるの?

そんなのあったら、私が知りたいです。
良くなったと思ったら、調子が良くなくなったり、安定してきたなと思ったらちょっと不安な日もあったりという事を繰り返し、そうした波が少しづつなくなってくるように、するのが治療の仕方です。
しかし、うつ病なのに仕事を休まなかったり、無理して働いたり、家族のいう事を聞かなかったり、逆に家族が話を聞いてくれなかったりしたら、どうなるでしょうか?
想像すればわかると思いますが、うつ病はひどくなるでしょう。

- 休みを取る
- 家族の理解がある
の2つが大きく反映してきます。
このほかにも、
趣味を作る
好きな音楽を聴く
といったこともあるかもしれませんが、休養と周りの理解はうつ病を治すきっかけの中でも大きな割合を占めています。
うつ病が治ってきたときの兆候
うつ病初期の12週までの症状
うつ病だと診断されると、まず十分な休養を取りながら、薬の服用をし始めます。

副作用が強く出るのは最初のころだけなので、あまりひどくなければそのまま服用を続けますが、余りにひどい場合は医師と相談して違う薬を服用して慣らしていくようにします。
この時期は、今までの状態がゆっくりと収まり、少しずつ良くなっている気がしたり、不安になったりの繰り返しですが、少しづつ安定していくので、安定しだしたら次の段階へ進みます。
うつ病の人が治ったと思ってしまうのがこの辺で、実は安定しだしただけなので、自分の判断で薬の服用などを止めたり、通院しなくなると、症状がリバウンドで戻ってしまうので注意です。
うつ病が安定してくるの4か月から9か月の症状
良くなってくると今度はこの状態を維持するようにしていきます。

この時期も、薬を止めたくなったり、通院を止めたくなったりする時期ですが、医師と薬剤師の指示のもと、治療をするのが大切です。
状態が安定して、しばらく服用を続けると、その状態が維持できるようになります。
うつ病が治り元の生活に戻す期間
短い人でも半年以上、長い人だと一年はかかります。
周りとのコミュニケーションをとりながら、日常生活や職場に戻れるようにならして行く期間になります。

ここまでくるとうつ病が治ったという状態といえるでしょう。
焦らずまずはゆっくり休みましょう。
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